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テンキー式ロックタイプの便利な使い方

黒い金庫と机

金庫と言うと、ダイヤル式の金庫を思い浮かべる方が多いと思いますが、実はダイヤル式以外にも、シリンダーキー式、任意の暗証番号が設定できるテンキー式、指紋認証や顔認証といった生体認証式など、様々なロックタイプがあります。

ロックタイプには、使い勝手やセキュリティ性でそれぞれ特徴があるので、金庫を購入する際には、金庫のサイズとともに、どのロックタイプにするかを検討することが重要です。

例えばダイヤル式の場合、左右に目盛りを数回廻すので開錠に手間はかかりますが、一方でその手間がかかる分、セキュリティ性が高いとも言えます。またシリンダーキー式は、鍵さえあれば、簡単に開錠できる点でとても便利ですが、一方で鍵を持っていれば誰でも開錠できてしまう点や、鍵の紛失や複製されるリスクもあるので、鍵の管理には注意が必要です。

こうしたダイヤル式、シリンダーキー式の金庫は現在でも販売していますが、最近では使い勝手とセキュリティ性のバランスが取れている、テンキー式を選ばれる方が多くなっています。

ここではテンキー式ロックタイプの特長と便利な使い方を説明します。テンキー式ロックタイプの機能を使うことで、あなたにとって使い勝手とセキュリティ性を高めるようにしましょう。

 

テンキー式ロックタイプの特長

テンキー式ロックタイプと言っても、メーカーや機種ごとに機能が異なりますが、一般的な特長を3点説明します。

①任意の暗証番号が設定できる点

一般的には4ケタ以上の任意の暗証番号の設定ができるものがほとんどです。暗証番号のみで開錠できるものや、シリンダーキーとのダブルロックタイプもあります。日頃から金庫の開け閉めが多い方には、このテンキー式ロックは使い勝手がよいでしょう。

②暗証番号の変更が簡単にできる点

暗証番号の変更は、ご自分でいつでも、簡単に設定変更ができます。例えば会社事務所で、金庫を使用する部署から異動する方がいる場合には、そのタイミングで暗証番号を変更することで、よりセキュリティ性は高まると言えるでしょう。同じ暗証番号で使用せずに、タイミングをみて変更することをおすすめします。

③ダイヤル式やシリンダー式には無い、多くの機能がある点

メーカーや機種によっても異なりますが、テンキー式ロックタイプは、ダイヤル式やシリンダー式には無い、多くの機能がある点も特長です。異なる暗証番号を複数回入力すると、一定時間暗証番号が入力できなくなるイタズラ防止機能や、衝撃や傾けた際に作動するアラーム機能など、セキュリティ性を高める便利な機能があります。

次に、弊社ディプロマット社製のテンキー式ロックの機能的な特長を説明します。

 

ディプロマット製テンキー式ロックタイプの便利な機能

応接室に置かれているベージュの金庫

ディプロマット製の耐火金庫は、機種により操作性は異なりますが、共通してテンキー式ロックタイプを採用しており(一部製品は、テンキー式とシリンダー式のダブルロックや指紋認証の付いている製品もあり)、いずれも使いやすく、多くの機能がある点で、高い評価を受けています。ここでは代表的な8つの機能を説明します。

①暗証番号の多桁設定機能

4桁から16桁までの暗証番号の設定ができます。暗証番号の変更も、簡単な操作ですぐに変更ができます。

②見やすい液晶表示とテンキー操作音

明るい液晶表示とテンキー音により、薄暗い場所での操作も容易です。

③警報アラーム機能

夜間や不在時にセキュリティを高める安心機能です。ONとOFFの切替が可能で、金庫への衝撃や傾けに対し警報音が作動します。アラームには、本体に組み込まれた「ビルトインアラーム(65~70db)と、ドア裏に取り付ける「取り外し式アラーム(約110db、一部機種のみ)の2種類があります。アラームを解除すればOFFになります。

④覗き見防止機能

暗証番号を覗き見される恐れがある時の防止機能です。数字をランダムに入力しても、どこかに暗証番号が正しく入力されていれば、開錠することができます。

⑤デュアルロックシステム機能

2つの暗証番号の組み合わせにより、金庫を開錠する機能です。2人の管理者が一つずつの暗証番号を持ち、その2人が揃わないと開錠できない機能です。

⑥液晶非表示、消音機能

テンキー操作音と暗証番号の液晶番号表示は、消音と液晶非表示の設定が可能です(但し一部の製品は、開錠時のメロディ音は、セキュリティ上消音されません)。

⑦番号間違えロック機能

いたずら防止、不正入力防止機能です。5回連続で暗証番号を間違えて入力すると、5分間操作が不能となります。

⑧電池消耗液晶表示機能

電池が消耗してくると「law battery」や、電池残量不足マークが表示され、完全に電池が無くなる前に電池交換が出来ます。

 

テンキー式ロックタイプの注意点

使い勝手とセキュリティ性のバランスが取れているテンキー式ロックですが、いくつか注意点もあります。テンキー式ロックの金庫は、電池を使用しているので、電池残量が不足すると開錠できなくなります。電池はメーカーや機種にもよりますが、アルカリ単3,単4電池を使用しているものが多いです。ご使用する頻度にもよりますが、6ヶ月~1年を目安に、全ての電池を交換をするようにしましょう。

あなたが設定した暗証番号を忘れてしまうこともあるかもしれません。もし暗証番号を忘れてしまい、開錠できなくなった場合には、メーカーに問い合わせください。

弊社直営インターネットショップのディプロマット・ジャパンストアでは、高いデザイン性とセキュリティ性を兼ね備えた、プレミアムセーフシリーズを販売しています。いずれもテンキー式ロックですが、PALLADIUMシリーズ、NEXTPLUSシリーズ、DBAUMシリーズ、BEYONDシリーズは、指紋認証でも開錠できます。

あなたにとって使いやすいロックタイプをご検討ください。

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